最終編集日: 2022年12月10日
ヤリスクロスの車種紹介

この記事では、
「ヤリスクロスの人気の秘訣を知りたい」
「ヤリスクロスのオススメグレードは?」
という方に向けて、ヤリスクロスの性能や魅力について伝えてまいります。
はじめまして。「未使用車専門店リバティ」のライターです。
この車種紹介のぺージは、松山や高知などで未使用車を販売する「未使用車専門店リバティ」が、お客様の視点からそれぞれの車のもつ強みやオススメのグレードなどを紹介していくメディアとなっています。
今回は、トヨタから発売されている超大人気のコンパクトSUV「ヤリスクロス」についてご紹介したいと思います。
ヤリスクロスは2021年の新車の販売台数No.1、2022年上半期の販売台数ともにNO.1を維持しており、その勢いはとどまるところを知りません。
*ヤリスシリーズ(ヤリス・ヤリスクロス合計)の販売台数を指します。
それでは次から、ヤリスクロスの実際の価格や性能について紹介してまいります。
FEATURES 1.ヤリスクロスの特徴
1-1.圧倒的な低燃費
ヤリスクロスの魅力は、なんといってもまず圧倒的な燃費性能にあります。
ヤリスクロスのカタログ燃費(HYBRID車)は、約28~30 km/Lであり、これはコンパクトSUVの中で世界トップレベルの低燃費となっています。
またHYBRID車以外でも、エンジンの小型化・軽量化によって低燃費と高出力が両立されています。
ヤリスクロスのボディのコンセプトは「軽く、小さく、扱いやすく」であり、
無駄を徹底的に省くことで、運転のしやすさ、優れた操縦安定性、高い燃費性能が実現されています。
1-2.コンパクトSUVトップクラスの大容量スペース
ヤリスクロスはコンパクトSUVの名の通り、大容量ラゲージスペース(約390L)を備えています。
ゆとりのある開口幅で荷物の出し入れもしやすく、キャンプやアウトドアが好きでSUVに乗りたいという方には最適の一台でしょう。
また、載せる荷物に応じて荷室床面の高さを2段階で調節することもできます。6対4で荷室を分割することもできるので、たとえ高さの異なる荷物があっても心配なく載せることができます。
(Z’Adventure’、Z・Gの2WD、GR SPORTに標準装備)
1-3.ヤリスとの比較
ここでは、ヤリスとヤリスクロスの違いについて解説していきます。
初めに外観とサイズの違いについて説明いたします。
ヤリスクロスはSUVらしい、ワイルドでかっこいい外観をしているのに対して、ヤリスは丸みのあるボディで柔和な見た目をしています。
サイズに関しては、
ヤリスが「全長×全高×全幅:3940×1500×1695mm」の5ナンバーサイズのコンパクトカーで、駐車のしやすさや運転の小回りの利きやすさに利点があるのに対し、
ヤリスクロスは「全長×全高×全幅:4180×1590×1765mm」の3ナンバーサイズのコンパクトSUVであり、車高が高い分、高い視点で運転ができるというメリットがあります。
また、ヤリスクロスはSUVとしてサイズが大きい分、荷室も広く作られています。
・ヤリスの荷室:1000×630×830mm(荷室幅×荷室長×荷室高)
・ヤリスクロスの荷室:1400×820×850mm(荷室幅×荷室長×荷室高)
普段使いの際にはヤリスでも十分に使いやすいと思いますが、遠出をよくされる方やゴルフバッグなどを運ばれる方はヤリスクロスの方が適しているでしょう。
最後に、価格と燃費について比較を行います。
同一のグレードで比較した場合、価格についてはヤリスの方が約30万円ほど低価格になっています。
また、ヤリスは2020年の低燃費ランキング1位を獲得しており、ヤリスクロスのそれを上回ります。
ヤリスクロスはコンパクトSUVの中ではトップクラスの燃費性能(30.8 km/L)を誇るものの、車体がヤリスよりも大きい分、不利になります。
◆結論としては、
燃費性能や運転のしやすさを重視する方や優しい外観が好みの方はヤリス、
アウトドアによく出かける方やSUVのかっこいい見た目が好きな方はヤリスクロスを選択するのがよいでしょう。
用途や好み、予算など総合的に考えた上で、自分に最適な車を選んでくださいね。
PRICE 2.ヤリスクロスの価格
ヤリスクロスの価格について、各グレードごとに整理しました。
未使用車では、下の表に記載されている価格よりも約5~30万円ほど安くなることが多いです。
グレード | 新車の価格 |
---|---|
HYBRID Z | 約258万円(2WD) 約282万円(4WD) |
HYBRID G | 約240万円(2WD) 約263万円(4WD) |
HYBRID X | 約228万円(2WD) 約252万円(4WD) |
Z(1.5L CVT) | 約221万円(2WD) 約244万円(4WD) |
G (1.5L CVT) | 約202万円(2WD) 約225万円(4WD) |
X(1.5L CVT) | 約190万円(2WD) 約213万円(4WD) |
X “Bパッケージ” (1.5L CVT) | 約180万円(2WD) 約203万円(4WD) |
*価格は記事執筆時点の情報となります。今後、仕様変更等により変動する場合があります。詳しくはメーカーサイト、ディーラーサイト等でご確認ください。
DRIVING 3.ヤリスクロスの走行性能・燃費
ヤリスクロスは世界トップレベルの低燃費と、SUVらしい力強い走りを両立している車です。
電気系・機械系のエネルギー損失を大幅に削減することで、圧倒的な燃費性能を実現しており、ヤリスクロスの大人気の理由の1つとなっています。
また、ガソリン車においても、エンジンの小型化・軽量化によって低燃費と高出力が両立されています。
表のカタログ燃費とは、平坦でまっすぐな道をエアコンやライトを使わずに走行したときの燃費のことで、実際の燃費はこの数値よりもいくらか下がることが多いです。
カタログ燃費 (WLTCモード) |
実燃費の目安 | |
HYBRID Z | 27.8 km/ L | 約22~25 km/ L(2WD) |
HYBRID G | 30.2 km/ L | 約22~25 km/ L(2WD) |
HYBRID X | 30.8 km/ L | 約22~25 km/ L(2WD) |
Z 1.5L | 18.8 km/ L | 約12~16 km/ L(2WD) |
G 1.5L | 19.8 km/ L | 約12~16 km/ L(2WD) |
X 1.5L | 20.2 km/ L | 約12~16 km/ L(2WD) |
ヤリスクロスは広い室内空間を備えているものの、コンパクトSUVに分類されるので、ミドルサイズのSUVなどと比較するとその分燃費を抑えることができます。
燃費が良いことでガソリン代の節約はもちろん、環境に与える影響も少ないというメリットがあります。
環境へ優しい車にはエコカー減税が適用され、ヤリスクロス(HYBRID車)には自動車重量税100%が適用されます。
INTERIOR 4.ヤリスクロスの内装
-
助手席シートアンダートレイやセンターオープントレイなど
ヤリスクロスの大きな特徴は、コンパクトSUVの中でもトップクラスの収納力にあります。
先ほどご説明した大容量のラゲッジスペースに加えて、シートアレンジを行うことでさらに使い勝手が上がるでしょう。
下の画像のように状況に合わせて柔軟にシートアレンジを行えるため、日常での買い物はもちろん、アウトドアの際に特にうれしい機能となっています。
インテリア・小物の収納スペースも充実しており、快適なドライブを行うことができるでしょう。
(一部機能は、グレード別の性能となります。)
SAFETY 5.ヤリスクロスの安全性能
-
プラスサポート
アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知します。
クルマの加速を抑制し、ドライバーに注意を喚起してくれます。 -
レーダークルーズコントロール
先行車を認識して車速に応じた車間距離を保ちながら、追従走行をサポート。
-
トヨタ チームメイト[アドバンストパーク](トヨタSUV初)
カメラとソナーにより、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を支援し、駐車操作をアシスト。
-
LTA
高速道路でのクルージングをサポート。先行者を追従してステアリング操作を支援してくれます。
ヤリスクロスの安全性能は、トヨタの車の中でもトップレベルとなっており、その高い安全性能も人気の理由の一因です。
ヤリスクロスは「国土交通省と自動車事故対策機構」に、その高い安全性が認められており、その中でも最高評価であるファイブスター賞を獲得しています。(2020年度)
他にも、次のような車種がファイブスター賞を受賞しています。
5-1.ヤリスクロスの予防安全性能
初めに、万が一の事故を防ぐための機能(予防安全機能)について紹介していきます。
5-2.ヤリスクロスの衝突安全性能
ここでは、万が一の衝突の際に被害を軽減してくれる機能についてお話しします。
ヤリスクロスは、6つのSRSエアバッグを装備しています。
衝撃時にはそれらが瞬時に膨張して、頭部や胸部への傷害を軽減してくれます。
また衝突時に備えてボディ剛性と骨格が徹底的に鍛え上げられており、優れた乗員保護性能をもっています。
この他にも、安全に運転するための機能がさまざま備わっていますので、詳細が気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。
RECOMMENDATION 6.ヤリスクロスのおすすめグレード

ヤリスクロスのグレードごとの違いについて、触れていきたいと思います。
ヤリスクロスには、価格の高い順に「Z」「G」「X」の3つのグレードがあり、それぞれのグレードに対して、ガソリン車とハイブリッド車が用意されています。
また、ガソリン車にはX “Bパッケージ” という「X」よりも装備を限定したモデルもあります。
それぞれのグレードの主な特徴について、簡単に説明しますね。
6-1.X/ HYBRIDX/ X “Bパッケージ”
なるべく予算を抑えつつもヤリスクロスに乗りたいという場合は、Xグレードがオススメです。
X “Bパッケージ”は、Xグレードよりもさらに10万円程安くなっていますが、先進安全技術「toyota safaty」が非装備となっています。
Xグレードには先進安全技術が標準装備されており、スマートキーシステムなども搭載されているため十分に使いやすいグレードであるということができるでしょう。
また、HYBRID車にすることで燃費性能が劇的に上がり、エコカー減税なども受けることができます。
6-2.G/ HYBRID G
このグレードから、リヤシートが4:2:4分割可倒式シートになります。また、荷室にも6:4分割アジャスタブルデッキボードが付くので、かなり利便性が上昇します。
充電用のUSBが標準装備されるようになるのも注目のポイントです。
また、このグレードからモノトーンカラーに加えて、ツートンカラーを選べるようになります。
6-3.Z/ HYBRID Z
Zグレードでは、車内を快適に過ごすための装備が数多く装備されています。
例えば、運転席の6ウェイパワーシート、運転席・助手席のシートヒーター等が挙げられます。
また、フルLEDヘッドランプやフルLEDリアコンビネーションランプが標準装備されることにより、夜間の視認性の向上も見込むことができます。
◆筆者オススメのグレードとしては、「Gグレード」です。
価格はXグレードよりも高くなってしまうものの、その分室内の利便性が大きく向上するためです。
また、Gグレードからはスチールホイールでなく、アルミホイールが用いられるようになるため、外観に上質な雰囲気が出るようにもなります。
SUMMARY 7.「ヤリスクロス」まとめ
ヤリスクロスの魅力について、最後にまとめてみました。
◆かっこいいエクステリア
◆SUVらしい力強い走り
◆優れた燃費性能
◆普段使いにもアウトドアにも使いやすい
この記事が皆様のお車選びにお役に立つと幸いです。
実際にお車を検討する際には、直接みながらイメージをつかみたいものだと思います。
リバティの店舗では、国内主要メーカーの車を1か所にそろえているため、車の比較も簡単に行うことができます。
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